「土用しじみ」「寒しじみ」と呼ばれるように、旬は夏と冬。 北海道を除く全国の河川や湖や池などに生息する。 主な産地は、千葉・茨城の利根川河口、島根県の宍道湖、滋賀県の琵琶湖、秋田県の八郎潟。 純淡水産の「マシジミ」や河口付近にすむ「ヤマトシジミ」は一般的によく出回っている。琵琶湖でとれる「セタシジミ」は殻の頭が三角にとがっているのが特徴。他に「アワビシジミ」「ヒメニホンシジミ」「ムラサキシジミ」などがある。殻の表面はオリーブ色または黒色で輪脈があり、内面は紫色。 −シジミ科−