DHAとは、ドコサヘキサエン酸と呼ばれる必須脂肪酸のひとつ。脳のなかで脳細胞を形成する重要な任務を果たしています。
DHAは脳の活動の促進に役立っており、学習機能が高まる、頭がよくなる可能性があると考えられてます。DHAがそのままの形で含まれていて直接摂取できるのは、不思議なことに
魚介類だけなのです。脳細胞に欠かせないDHAを確実に補給するには、 魚介類を食べることが一番良い方法なのです。老人性痴呆症。これは、脳に含まれるDHAの
減少が記憶学習能力の低下を促す要因になっているらしいのです。 とすれば、老人の脳にDHAを増やしてやれば、記憶力の低下を 防げると考えられます。それには魚料理が一番。
すでに老人性痴呆症に陥った場合でも、生き残った細胞を活性化させる ためにDHAの効果が期待できます。
また、ガンの増殖を抑えるだけでなく、ガンの予防にも有効と いわれています。 |
近頃は、妊娠中の女性が胎教のために、心地よい音楽を聴いたり、
水泳など軽い運動を行ったりすることが注目されています。 しかし何よりも、魚をたくさん摂取して、胎児にわたすべきDHAの補給に励むことが、胎教の基本といえるかもしれませんDHAは母体にいる胎児のころから、摂取が始まっているのです。
胎児の脳が形成される時期に、母体にDHAが不足しているか 充実しているかで、脳の神経細胞の形成が異なってくるため、この時すでに子供の知能指数に差が生じる可能性があるのです。
ビタミンB1は、母乳の出を良くするために必要なビタミン。産後の体力回復にも一躍かうのである。 |
成人病は、そのほとんどが動脈硬化に基づく循環器系疾患です。
最近では成人ばかりでなく、10代の若者にもすでに初期兆候 が見られる という報告もでています。 エスキモーには、動脈硬化はもとより、脳軟化や脳血栓なども
ほとんどみられません。「魚やアザラシをたくさん摂取しているためであろう」 と、研究者たちは報告しています。 魚やアザラシに含まれているEPAとDHAが体内で有効に働き、
動脈硬化を防いでいるというのです。また、体内のコレステロール代謝を 正常にする作用もありますので、それらが動脈硬化の予防に 役立っていると考えられるのです。また、ビタミンEは、体の中で不飽和脂肪酸の酸化を抑え、血管をリフレッシュさせて若さと健康を取り戻します。また、肝臓にも良いと言われています。
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